中条郷土史クラブ
中条地域の歴史や偉人など郷土史について学ぼうと、2018年4月に中条の有志で立ち上げた会です。60代を中心とした15名の会員が月に一度の勉強会を続けています。テーマに関する本や資料を探して熟読し、得た知識や情報は感想も交えながら楽しく共有しています。


●住民が中条の歴史を学ぶ場をつくりたいと発足
●住民が中条の歴史を学ぶ場をつくりたいと発足

中条地域では、ここ数年公民館で歴史講座が開かれておらず、代表の庭野武一さんはそのことを残念に思っていました。そんなところに、知人の吉村重敏さんから誘いを受け、この会を立ち上げました。発起人の吉村さんは四国出身の“よそ者”であるからこそ、地元の人が誇るべきものやもっと自信を持つべきものなど外部の視点を持っていて、会を盛り上げています。

●中条出身の元県知事「岡田正平」を学ぶ
最初の勉強テーマに選んだのは、身近なことから、中条出身で新潟県初の民選知事を務めた岡田正平(1878~1959年)です。弟は富士山の撮影で知られる写真家岡田紅陽で、現在の円通寺の敷地が岡田家の屋敷でした。漫画家手塚治虫の夫人は岡田家の子孫に当たります。 岡田正平は、福島県と新潟県を流れる只見川の電源開発事業に尽力し、奥只見ダムを見渡せる場所にはその功績を称え銅像が建てられています。
ほかにも、全国の消防団の待遇改善や、雪寒地帯に配慮するように国に働きかけ、後進県であった新潟県の開発に情熱を傾けました。のちの総理大臣となった若き日の田中角栄は岡田県政を支えた一人であり、岡田正平の県土開発の考えを継承していると言われています。
かつて岡田家周辺の庭の手入れ作業をしていた代表の庭野さんは、岡田正平の奥さん・津賀さんから直接いただいた『人間・岡田正平』(非売品)の本を大切に保管し、想いを馳せながら学んでいます。

●パネル展で多くの人へ発信
郷土の偉人の功績を地元の多くの人に知ってもらいたい、今の生活への感謝を忘れないでほしいという思いで、11月20日から段十ろうで開かれる岡田正平展へ資料提供を行い、学んだことをまとめ、パネル製作やキャプションづくりなどの準備を進めてきました。
会員は、「こうして勉強会がなければ知らないことが多く、とてもおもしろかった。中条のことがますます好きになった」と話し、地元を誇り郷土の偉人へ尊敬の念を抱きます。中条のよさに気づき、自信を持ってもらえるよう伝承していくのが自分達の役目だとし、今後も様々なテーマで学びを深め、発信する予定です。

11/20~27岡田正平展のチラシはこちら

団体情報
目的
中条地区の歴史を中心に、郷土史を学習する
活動内容
1.月例勉強会、2.現地見学勉強会、3.郷土史展示への協力、4.会員の親睦交流
問合せ先
中条公民館 025-752-2748

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