特定非営利活動法人セーフティネットぼうさい
地域の安心・安全のため、防災訓練などの指導を行い、自主防災組織の活動の応援と防災意識の向上を目指すNPO法人です。
防災士の資格を持つ会員を有し、自主防災会や各町内だけでなく、小中学校や高校でも防災訓練や指導を行っています。


●自主防災会消火訓練

●クロスロードゲーム

Q.何をしている団体ですか?
A.主として自主防災組織の防災活動の応援です。十日町市から委託され自主防災会等の訓練などの指導をしています。
近年の自然災害多発により現場でのボランティア活動が注目されていますが、私たちの活動は中越地震を教訓に地域の実情を把握しているNPOが住民と共に地区防災計画の作成を補助し、地域の安心、安全を図り防災の原点である「自分の命は自分で守る。地域は地域で守る。」をモットーに備えの活動を中心にしています。越後妻有防災ネットワーク協議会(十日町社会福祉協議会・十日町青年会議所・NPOぼうさい)の団体は十日町地域に災害が発生しボランティアセンターが設置される場合、十日町社会福祉協議会に協力しながら災害に対応する活動を行っています。普段の活動は3団体で小中高生を対象に防災プログラムを実施し、未来を担う若者に対し防災意識の向上を図っています。
 火災から命を守るため住宅用火災警報器の設置が義務化されて10年以上が経過しました。依然として死者はなくなりません。適正に設置されていない事例を見るにつけ、電池切れの時期を機会にワイヤレス住警器の推進を図り死者を減少させるため、消火訓練等講習を通じお願いしています。
 また、20年、30年と経過した危険な消火器も見受けられ取り替えも指導しています。


●大規模訓練


●中学生防災フェスタ

Q.なぜこの活動をしようと思ったのですか?
A.平成15年新潟県中越地震が発生する前年、下記のような問題から地域住民の地震等自然災害に対する危機感のなさを憂い、翌16年5月NPOを設立し11人で防災活動を始めました。
(1)住民の地震に対する危機意識の欠如
(2)自主防災組織の設立が極端に低い
(3)耐震構造の改修が進まない
(4)応急手当普及啓発活動の限界
(5)一般住宅の防災機器等の普及障害
(6)火災による死者の増加
(7)雪による事故の増加
(8)寒冷地のための浴室事故
(9)災害時のボランティア活用の問題


●設立時研修会

Q.どのようなメンバーで活動していますか?
A.現在32名の会員の中で防災士の資格を取得している会員が5割です。
現役の会員がほとんどで、都合をつけてもらい活動しています。


●高校生訓練

Q.いつ、どこで活動をしていますか?
A.自主防災会、町内等で防災訓練等の届け出が十日町市防災安全課に出され、指導要請があるとNPOで指導員を派遣します。今年は新型コロナウイルスの影響で3割くらいの実施にとどまっています。
訓練の内容
①消火訓練
②濃煙体験
③防災等講話
④避難所運営訓練
⑤救急訓練(自粛中)


●救急訓練

Q.団体の最近の様子を教えてください。
A.新型コロナウイルスの影響で訓練自体が自粛されています。特に救急訓練は密になることから実施していません。
 様々な規制を受けながらなんとか実施してきましたが、早く終息し地域防災活動ができるようになることを願っています。


●コロナ禍訓練

Q.活動して感じたこと、思いをお聞かせください。
A.自然災害の対応は「自助・共助・公助」からなり、特に自助・共助は住民自ら備え、活動しなければ為せません。従来は声掛けしか行われてなく具体的訓練は消火訓練・救急訓練を消防署主体で行っていたのが実態です。
 自然災害(地震・土砂災害・雪害等)は自治体の責任ですが、地震対策はほとんど手付かずの状態、そこに平成16年10月23日新潟県中越地震の発災で目が覚めました。絆で乗り越えたことを教訓に自主防災組織の設立はできました。しかし少子高齢化の波は容赦なく押し寄せています。命を守る防災を皆で考え対策をするのが大切です。そのため「地区防災計画」の作成が重要です。難しいことではありません。すでに下条地区全域、中条地区一部・水沢地区一部・松之山地区一部などで作成し実施されています。
「地区防災計画」作成の推進を更に活動の主体にしていきたいと思います。


●防災ワークショップ

Q.今後の展望を聞かせてください。
A.国は国土強靭化計画を打ち出し、十日町市も制定しました。従来からある「十日町市地域防災計画」は災害発生に対する対応計画が主で、備えの部分は少なく今回制定された「十日町市国土強靭化計画」はハード・ソフト面から具体的計画をするものです。ハード面については国家的補助金無しでは成しえません。私たちが直接関係するソフト面の地区防災計画等自主防災組織の活動について文言化されたということは大きな意義があると思います。地球温暖化の影響は巨大台風、大雨土砂災害、豪雪と想定を超える災害が発生しています。このような自然災害から身を守るには行政任せ、人任せでは命を守れないということは過去の災害が示しています。地域の住民の防災意識の向上を図ることが最も重要と考えています。


●防災シンポジウム

Q.その他伝えたいことがあればご自由にメッセージをお願いします。
A.新型コロナウイルスの影響でイベントの中止、各団体の活動の抑止、それに伴う経済活動の後退、そして依然として感染者の減少がみられない中、ストレスはたまるばかり改めて感染症の怖さを知りました。
感染症も災害の一つととらえていましたが、これほど世界に影響を与えるものとは認識していませんでした。感染症対策は水際作戦で防げると思っていました。繰り返しになりますが、早く終息して地域防災活動ができるようになることを願っています。

団体情報
目的
1.住みよい町づくりの推進
2.地域の防災・防火安全活動
3.災害救援活動
活動内容
訓練等指導
 ①消火訓練
 ②濃煙体験
 ③防災等講話
 ④避難所運営訓練
 ⑤救急訓練
 ⑥その他
活動日時
随時
場所
十日町市・津南町
問合せ先
代表 尾身誠司  090-1125-6404
こんなことできます
委託外の防災指導
 ①子供会等各種団体の防災講話など
 ②住宅用火災警報器の正しい設置方法
協力してほしいこと
関心を持ってもらいたいこと
 ①若い人たちの防災活動の参加
 ②災害対応はSNS依存だけでは危険だということを知ってもらいたい
 ③学校防災教育の限界と指導者不足

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