団体紹介202110｜NPO法人　市民活動ネットワークひとサポ

伊乎乃(いおの)の里・縄文サポートクラブ
伊乎乃(いおの)の里・縄文サポートクラブは、縄文時代の火焔型土器が出土した代表的遺跡のひとつ「笹山遺跡」を中心に、遺跡のガイドやイベントなど、広く縄文時代に関する活動をしています。
自然の染料を使った「ベンガラ染め」や土器の形をしたチョコレートづくりなど、子どもから大人まで楽しめるような体験イベントなどを通じて、楽しみながら縄文文化に触れる場を提供しています。

●笹山遺跡

●ベンガラ染め

Q．何をしている団体ですか？

A．十日町市やその周辺地域の縄文時代の遺跡などを活かすような活動を行ない、人と人との交流を盛んにして活気ある地域づくりをすることを目的として活動しています。十日町市教育委員会事務局文化財課（以下、文化財課）主催の「笹山縄文カレッジ」の運営や、各種体験事業や遺跡のガイドを行なっています。縄文グッズの開発もしています！

●素焼きのチャーム作りワークショップ

Q．なぜこの活動をしようと思ったのですか？
A．文化財課が主催する笹山遺跡ボランティアを前身として、伊乎乃の里・縄文サポートクラブを設立しました。現在では笹山遺跡を飛び出し、他の会場や公民館などでイベントの講師やワークショップの開催等の活動をしています。

Q．どのようなメンバーで活動していますか？
A．現在会員は30名ほどです。
十日町市内在住の方をはじめ、新潟県内外に会員がいます。

Q．いつ、どこで活動をしていますか？
A．十日町市の笹山遺跡を中心に活動をしています。
「笹山縄文カレッジ」のイベントは笹山遺跡で開催しています。

Q．団体の最近の様子について教えてください。

１１月７日（日）には文化財課主催、本会運営の「Ｏｈ！むかしマルシェ」が開催されます。２月・３月には土器チョコレート作りのイベントも開催予定です。今までの活動の内容はFacebookページで公開していますので、ぜひご覧ください。

●「Ｏｈ！むかしマルシェ」イベントチラシ

●土器チョコレート作りその１

●土器チョコレート作りその２

Q．活動して感じたこと、思いをお聞かせください。

A．会員やイベントの参加者の皆さんとあれこれと意見やアイディアを出したりし合いながら活動することが面白いです。個人では考えることに限りがあっても、皆さんの思ってもいないような意見を聞くと可能性が広がります。
伊乎乃の里・縄文サポートクラブは主に縄文時代に関する活動をしています。
ただ、縄文時代と一口に言っても様々な入り口があると感じています。
例えば縄文時代と言えば「縄文土器」を想像するかもしれませんが、それは縄文時代のほんの一部分にすぎません。15,000年の間、人々が生きてきたことに関することすべてが関係するのですからもうやることはいっぱいです！（笑）
これはどういうことだろう？と植物を探したり、土器で土器鍋を作って食べてみたり、時には弓矢を打ってみたり！皆で探求する楽しみがいっぱいあります。

●ベンガラ染めの様子

Q．今後の展望を聞かせてください。
A．笹山遺跡に限らず、縄文時代に関わることを会員や地域の方々、またご興味がある皆さんとチャレンジしていきたいと考えています。皆の「こんなことやりたい！！」を実現できるよう、活動していきたいと考えています。

Q．その他伝えたいことがあればご自由にメッセージをお願いします。
縄文時代ときいてなかなか「興味がある！」と即答する方は少ないことでしょう。
ただ、縄文時代に生きていた人々は、確かにこの地域に大昔住んでいた皆さんのご先祖なのです。
様々な技術が進歩している現在ですが、およそ15,000年続いた縄文時代や、火焔型土器がつくられた時代に学んだり、感じることがあるのではないでしょうか。
気持の良い笹山遺跡の風を感じながら、一緒に活動を楽しみませんか？

団体情報

目的

十日町市やその周辺地域の縄文時代の遺跡などを活かすような活動を行ない、人と人との交流を盛んにして活気ある地域づくりをすることを目的として活動しています。

活動内容

「笹山縄文カレッジ」の運営、各種体験事業や遺跡のガイド等

活動日時

不定期

活動場所

主に笹山縄文館や遺跡広場

ホームページ等

伊乎乃の里・縄文サポートクラブFacebook

問合せ先

代表　阿部美記子