団体紹介202212｜NPO法人　市民活動ネットワークひとサポ

絵手紙サークルつわぶき
趣味として「絵手紙」を描くことを楽しんでいる市民活動グループです。
日常のあれこれを切り取って「絵手紙」の形で相手に届けることで交流が続くことが張り合いになっています。

Q．何をしている団体ですか？

A．月１回みんなで集まって楽しく交流しながら絵手紙を描いています。
絵手紙も『お手紙』です。
講師だった先生から「手紙なのだから、切手を貼って実際に出しましょうね」と言われたこともあり、なるべく作ったものは出すようにしています。

絵手紙をやっている同士だと、もちろんお返事が届くことが多いですが、やっていない方からもお返事やお電話がきたりと反応があり、年齢を重ねてもそういった交流が続くと張り合いがあります。

なので、作品ははがきサイズを作ることが多いです。
巻紙タイプのものもありますが、その場合は畳んで封筒に入れて出します。

過去には介護施設で展示をしたり、イベントに参加したりもしたことがあります

Q．なぜこの活動をしようと思ったのですか？

A．私の場合、30年くらい前に何かやりたいと考えていた時、当時郵便局で会員を募集していたのを見て入りました。

当時の講師の先生が、「手紙」繋がりで郵便局と協力して会を開いたとのことです。

当時はまだ「絵手紙」という言葉もできたばかりだったそうで、それまでは「絵葉書」と言われていたと思います。
それがＮＨＫの特集で取り上げられて、全国的に「絵手紙」の知名度が上がっていった認識です。
その頃は会員も何十人といました。

その後、郵便局からサンクロス→今の十じろうと場所も移って今に至ります。

Q．どのようなメンバーで活動していますか？

A．８人の会員で活動しています。
全員女性です。
会の代表は毎年の持ち回りで、特定の人に負担が集中しないようにしています。

年代も経験年数も様々ですが、趣味で楽しく描いているものなので、上手い下手とかは全く関係ないです。

過去には講師の先生がいましたが、今は先生について習うというよりは、それぞれが好きなものを楽しく描く形で活動しています。

Q．いつ、どこで活動をしていますか？

A．１月をのぞいて毎月第２土曜日の午後、十じろうで活動しています。
月１回のみと聞くと少ないように感じるかもしれませんが、月１回だからこそみんなその日には行こうと思うのか参加率は高いです。

Q．団体の最近の様子について教えてください。
A．特に変わりなく、月１回の活動をずっと続けています。
過去には「市民活動見本市めっかめっか」などに展示で参加したこともあります。

絵手紙というものは１対１で相手のことを想って描くのが基本なので、展示会のようなたくさんの方に見てもらう場に出すことはあまり重要視していません。

Q．活動して感じたこと、思いをお聞かせください。

A．手紙というものは、書く側一人だけのものではありません。
送る相手のことを想って心を込めて描きます。
絵手紙に限らずお便りを出して相手からお返事があると、やっぱり嬉しいものです。

もちろんお返事は電話も嬉しいです。
届いた絵手紙がきっかけで「お元気？」「変わりない？」とかつい長電話して懐かしい話をしたり。
そんな繋がりや絆がとても大切で宝物です。

また、いくつになっても自分の言葉や絵で自分の想いが描けるって素敵なことだと思います。